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バラ百科

香りが素晴らしいバラ

バラの素晴らしいところは見た目だけでなく、その香りにもあると思います。香りがよい花は他にもたくさんありますが、バラほど香りの種類が豊富な植物はなかなかないですよね。 ミルラ香 アンブリッジ・ローズ カップ咲きからロゼット咲きで、杏子色の花弁は、開花後にやや淡い色に変わります。数輪の房咲きで開花し、花つきがとてもよいです。春以降もよく開花し、夏も秋も比較的花数が多く、半直立性のまとまりのよい株になり […]

バラと似た花言葉

バラと似た花言葉 「愛」「美」を花言葉にもつバラですが、バラの他にも似たような花言葉をもった花があります。贈る相手のイメージに合わせて花を選ぶのもよいですね。 カーネーション 花言葉:無垢で深い愛、愛を信じる 赤:母への愛 ピンク:女性の愛、熱愛、大胆 白:純粋な愛、今でも愛しています、生きた愛情 黄:軽蔑 紀元前30世紀から紀元前2世紀ごろの古代ギリシャ時代から存在し、人々に愛されてきたといわれ […]

花言葉

中世のヨーロッパでは、花言葉は、男女がお互いの気持ちを確かめるための大切な目的を 持っていました。そのため恋愛感情に関するものが多くなっています。男性は、思いを寄せる女性へ直接気持ちを伝えるのではなく、花に気持ちを委ねて贈りました。その花を受け取った女性も、花に気持ちを託して相手に贈っていたそうです。花言葉の習慣が広まるにつれて、より自分の気持ちを表現できる花を探し、様々な花言葉をつくりだしてきま […]

スペースがなくても栽培できるバラ

スペースがなくても栽培できるバラ バラは大きく育ちたくさんの花が咲き、栽培するスペースが狭くてバラ栽培は難しいかも・・・と諦めていた人にも、小さな庭や大鉢でも栽培できるバラを紹介します。 ジャクリーヌ・デュ・プレ カップ咲きの白い大輪花に赤い花芯が美しく目を引きます。花つきがよく、花は数輪の房で開花します。花もちはやや悪いですが、早咲きで、春以降も秋まで次々とよく返り咲きます。秋まで花を楽しみたい […]

バラを愛した偉人

愛されるバラ 皇帝が統制し政治を行っていた頃のローマで、バラが皇帝ネロをはじめとする歴代の皇帝や貴族たちに独り占めするかのごとく愛されてきたことは、現在までにバラが多くの人を魅了し、愛されてきた理由の一つと思われます。 皇帝や貴族がバラを求めたのでそれに応じるためにとてつもない量のバラが栽培されました。宴や集会所をバラで飾るだけではく、屋敷全体においてもバラで埋め尽くされ、貴族の暮らしにとって不可 […]

剣弁高芯咲きのバラ

バラの咲き方 外側の花弁の先が尖っており、反り返ります。花の中心を高く包み込むように咲きます。シャープな印象で、モダン・ローズに多く見られます。 剣弁咲きより尖った部分がやや丸みを帯びた花弁のものを半剣弁咲きと呼びます。剣弁咲きよりやさしい印象を受けます。 ・ラ・フランス ピンクの花弁の裏は濃く、ダマスク系のすばらしい香りがあります。花弁の枚数が多く、花つきがよく、花壇での栽培に向いています。ハイ […]

ロゼット咲きのバラ

バラの咲き方 オールドローズに多い花型です。花弁が多く、クシュクシュとまとまっています。外側の花弁に比べて内側の花弁は小さく、丸く放射線状に広がって見える咲き方をします。 ロゼット咲きの中でも、花弁中央が4つに分かれたように見えるものをクォーターロゼット咲きと呼びます。 ・ザ・ダーク・レディ  濃く明るい赤色で美しいロゼット咲きの花は、時間が経つにつれて濃い赤紫色に変化します。大輪でとても見応えが […]

セミダブル咲きのバラ

バラの咲き方 セミダブル咲き(半八重咲き、 八重咲き) 花弁の数はシングル咲きを倍にしたような枚数で、6~25枚ほどの花です。花弁が開ききるまで中心部分が見えることはなく、可愛らしい印象を持つことが多い咲き方をします。 ・フィリス・バイド  オレンジ色の小さな蕾が開いてから花色は変化していきます。時間が経つと、ひらひらとした花弁は後ろに反り返ります。大株が満開になるとクリームピンク、サーモンピンク […]

シングル咲きのバラ

バラの咲き方 シングル咲き (一重咲き・平咲き)花びらの数が5枚の花で、平咲き風になり、シベを見せて花を開きます。軽やかで可愛らしい印象を持ちます。野生種に多いですが、園芸品種でも好意を持たれて作出されています。 ・ロサ・ガリカ オールド・ローズでは世界で最も古いヨーロッパの野生バラで、赤いバラの先祖といわれています。ロサ・ガリカはラテン語で「フランスのバラ」を意味します。鮮やかなピンク色、厚みの […]

日本と世界のバラ

日本と世界のバラ 日本にも野生のバラは16種類ほど存在していますが、観賞を目的とするために栽培されていたバラの記録は、中国から伝えられたコウシンバラが始まりと言われています。 バラに関連したことが書かれているもので日本最古の文献は、奈良時代の721年頃作られた上陸風土記に、『うばら』と記され、日本最古の和歌集である万葉集には、『うまら』、平安時代に作られた古今和歌集には『さうび』と記されています。 […]